山と道 / UL Shirt (2025)

山と道 / UL Shirt (2025)

山と道 / UL シャツ (2025)

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【価　格】￥13,000-（税込）

【素　材】Shadow Rip™ (100% Polyester) 56g/m²
【コーティング】C0 DWR (PFAS Free)
【カラー】 Glacier White / Sand / Sand Yellow / Silver Cloud / Slate Green / Navy / Black / Blue / Tangerine 
【重　量】XS: 84g / S: 91g / M: 99g / L: 107g / XL: 113g
【サイズ】XS / S / M / L / XL（ユニセックスモデル）

Made in 福島

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シャツなのにウィンドシェル、ウィンドシェルなのにシャツ

text: 平野

ランナーにとっても、ハイカーにとってもウィンドシェルと言えばジッパーが中央に配置された立ち襟のジャケットやフーディの物が頭に浮かぶと思います。

近年は一般適なウィンドシェルも超軽量・コンパクトなものが増えていますが、「街でも山でも着たい！ 」というようなウィンドシェルはこれまでほとんどありませんでした。

そんな中で「シャツ」という形のウィンドシェルとして登場したのが山と道のUL Shirtです。

重量がMサイズで99gと超軽量ながら、普通に街で着れるシャツとしても山やランニング時のウィンドシェルとしても成立しているのが他にないすごいところ。

ハイカーにとって山と街をシームレスに繋いでくれるアイテムなだけでなく、ランナーにとっても走って買い物に行く際などにUL Shirtを羽織ればスポーティな印象が一気に薄れ、街に自然に溶け込むことができます。

シンプルなデザインと換気・着脱がしやすい前びらきのスナップボタン

 暑くなったらパッと脱いでザックにしまったり、何箇所かボタンを外して換気をしたりするのに一般的なボタンだと煩わしさを感じてしましますが、山と道のシャツではスナップボタンを採用しているので素早い開閉と換気が可能になっています。

また、襟は台襟を廃した開襟状の平折襟を採用して大きく開けることで首に熱がこもらないようになっていています。逆に肌寒い時には襟を立ててとめられるように襟にボタンがついているので、広い温度域に対応しています。

ロングスリーブの良いところは袖を捲り上げて温度調整ができるところ、山と道のシャツはアームホールもゆったりと作られているので、肘の上までまくっても窮屈感がないのが非常に良いです。

シワがつきにくく擦れにも強くなった新たな素材シャドウリップ

以前のモデルではパーテックス・カンタムエアという軽量なナイロン素材が使われていましたが非常に優れたこの生地にも引きつれ（擦れなどによる生地の部分的な縮み）が起きるという問題点がありました。個人的にも2着愛用していましたがいずれもザックとの擦れが生じる胸周りや、肘の部分に引きつれが発生していました。山着と割り切れば引きつれは気にならないと言えば気にならないのですが、街でも着たいという山と道の製品の魅力から考えるとやはり気になる部分でした。

そんな引きつれの発生を改善するため今回山と道が新たに採用したのがシャドウリップというポリエステル素材で、重量こそやや重くなったものの引きつれの発生が大きく改善され、またシワになりにくいという新たな利点も生まれました。

2024シーズンから変更になったシャドウリップ版のUL Shirtもすでに使用していますが、以前のものよりも肌触りが滑らかで着心地もよく、また今のところ引きつれも起きておらずとても気に入って使用しています。

重さに関しても着用していて以前のパーテックス・カンタムエア版より重く感じるかというと全くわからない程度の重量差なので今回のシャドウリップに素材が変わることで良くなった部分の方が圧倒的に多いと思います。

製品ケアについて

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