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クロスオーバードーム<2G>シリーズは10dnの高強度極薄・日本製素材をパネルとスリーブに新採用。パネル素材は特殊な防水透湿PUコーティングを国内加工し、耐水圧は第1世代の約1.5倍、透湿性は約1.9倍と大幅に性能アップしています。さらにパネル自体に通気性能を持たせることでより結露を軽減しています。
この高強度極薄素材は、織糸に特殊な強力糸を使用することで、引裂強度を上げながらも、さらなる軽量化を可能にしています。
さらに後面ベンチレーターの位置と仕様を見直すことで換気性能が向上。また、パネルに通気性があるため、空気が抜けやすくスタッフバッグへの収納もスピーディーに。
また、シームテープを20mm幅から15mm幅に変更し、ミリ単位での軽量化を進めて軽量感の底上げを図りました。
大自然をクロスオーバーする

テントとツェルトを重量面だけで単純に比較することは危険です。より安心で快適な居住空間を確保できるテントを選ぶのか、リスクを覚悟してツェルトやシェルターを選択し、軽量コンパクト化を進めるのか。ご自身の「山ヂカラ」を客観的に判断していただければ、クロスオーバードームも選択肢の一つになるでしょう。
クロスオーバードームはパネルに軽量な防水透湿素材を使用し、縫製ラインをシームシーリングすることで、軽量コンパクト性を損なわずに従来のツェルトより快適な居住空間をスピーディーに作り上げます。
第二世代の素材には日本製の高強度極薄10dnナイロンミニリップを採用し、1Gより軽量化を実現した上で引き裂き強度を向上。さらに国内で特殊なポリウレタン透湿コーティングを施すことで、耐水圧は1Gの1.5倍の1230mm(JIS L 1092 A法)、透湿量は1.9倍の367g/平方m/h(JIS L 1099 A-1法)となり、快適性も向上しています。
また、縫製ラインをシーリングするシームテープは20mm幅から15mm幅に変更しています。もちろんシーリング作業にはより精細な技術が必要になりますが、ミリ単位で軽量化の底上げを図っています。
容易な設営を可能にする機能

ドームテントと同じように2本のポールを通すことで設営するこのドームツェルトは、従来のツェルトよりもはるかにスピーディーな設営が可能な上、より快適なビバーク空間を作り上げます。

設営時にポール通しが容易に行えるように、スリーブ頂点が連結したユナイテッドポールスリーブ方式を採用しています。また、各ポールスリーブの片側末端は袋状に閉じているので、一方行からポールを差し込むだけでポールのセットが完了し、セット後に手元でテントの張り具合を調整する事が可能です。
ポールスリーブの挿入口とコーナーの固定用ソケットはV字状になっていて、右手でポールを扱う際にスムーズな挿入が可能です。
換気性能の向上

入口は逆L字型に配置された2本のファスナーで大きく開きます。縦のファスナーは上からも開くダブルスライダーになっていてて、入り口上部を開くことでさらにスムーズな換気が可能になります。

ベンチレーターには適度なコシがありフレキシブルなリング芯が入っていて潰れにくくなっています。入口パネル上部と後面パネル下部の2ヶ所に配置し効果的な換気が可能です。後面のベンチレーターは絞りの半分がメッシュになっています。
ベンチレーターには別売のモスキートネットの取り付けが可能です。
別売りのフロントフライを組み合わせれば、より快適な環境になります。