山と道 / Light 5-Pocket Pants(Women)2022
山と道 / ライト5ポケットパンツ(ウィメンズ)2022
<山と道 商品のご購入についての注意>
人気商品となり、多くの問い合わせをいただきます。
より多くの方々が購入できるよう、お1人様1点までのご購入とさせていただきます。
【価 格】¥17,050(税込)
【素 材】Pertex Equilibrium(83% Nylon, 17% Polyester)55g/m²
【カラー】Spruce / Marron / Turmeric / Slate Blue / Dark Gray
【重 量】127g(Size S) / 134g(Size M) / 140g(Size L)
【サイズ】S / M / L / (TALLサイズの取り扱いはありません)
製品サイズ/Product Size
※生産年度によって細かいサイズが異なる場合があります。過去同製品をご購入されている方も、サイズを選ぶ際は必ず最新のチャートを参考にしてください。
推奨サイズ/Recommended Size
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実はランナー目線で見てもかなり万能なパンツ
パーテックス・イクイリブリアムを使用した軽量ロングパンツが、このライト5ポケットパンツです。
店頭でお客さんの反応を見ていると、ロングパンツに関しては大定番の5ポケットパンツの方が人気が高いのですが、実はランナー目線で見るとこちらのほうがより万能だと思うんです。
その万能さをご紹介していきます。
日常着として
パーテックス・イクイリブリアムの軽さ、柔らかさ、肌触りの良さを一番実感できるのは実は日常生活かもしれません。とにかく履いていて気持ちいいので、暖かくなってきてからの時期、僕は日常生活でライト5ポケットパンツを履く機会が一気に増えます。派手なカラーも多いのですが、Slate Blue や Dark Grayはシーンを選ばず履くことができると思います。また、ストレッチが少し効くので、ヨガのようなアクティビティで履いてもストレスがありません。


履いたときの快適さに加えて、軽くでかさばらないのでアウトド以外の旅行などにも積極的に荷物として持って行きたくなりますよ。
移動着として
トレイルランナーは目的地に到着後すぐ走り出せるようにランニングウェアで移動することがとても多いです。そういう場合、ランニングショーツの上に軽量なウインドパンツを履き、現場についたらさっと脱いですぐに走り出す、というパターンが一番多いのですが、ライト5ポケットパンツはそのウインドパンツの代わりになります。軽量さでいうとウインドパンツに軍配が上がりますが、ライト5ポケットパンツはポケットが豊富にあるので携帯電話や財布などを持って移動するのに便利です。軽量なウインドパンツにはポケットが殆どないものが多いですからね。
また、ライト5ポケットパンツの履き心地の良さは、走った後にお風呂に入って着替えたときなんかにも実感できますよ!
保温着として
軽量なライト5ポケットパンツは、保温着としてバックパックに入れておくこともできます(大きなトレイルレースでは必携品にレインウェア以外の「保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ」が定められているものもあります)。この場合も比較対象となるのは軽量ウインドパンツ。重量やコンパクトさでいけば軽量ウインドパンツに軍配が上がりますが、気温が低くロングパンツを履いて行動する時間が長くなる場合は、ライト5ポケットパンツのポケットの収納力や、腰回りが安定するベルトの存在が活きてきます。

多少かさばりますが、12リットルくらいのバックパックであれば、他の携行品と合わせても収納は可能です。ドロップバッグのあるレースでは、保険としてドロップバッグにライト5ポケットパンツを入れておく、なんていう選択肢もありだと思います。
ランニングパンツとして
ライト5ポケットパンツは、肌寒い時期にランナーが愛用するランニング用ロングパンツとしても活用できます。通常の5ポケットパンツはノンストレッチですが、ライト5ポケットパンツは生地が軽くて柔らかく少しストレッチしてくれます。
各種ランニングパンツと比較した際にもライト5ポケットパンツの軽量さや収納力の高さ、腰回りの安定感は際立ちます。また、一般的なランニングパンツは保温性が高く、少し暖かくなってきてからは履きづらいものも多いので、春先にちょっとしたロングパンツを履いて走りたいときなどは、ライト5ポケットパンツが丁度良かったりします。
一方で、ランニング専用に設計されたものではないので、裾にかけてのフィット感や、大きな動きに対する伸縮性などは一般的なランニングパンツのほうが良いですね。
また、素材的に大量に汗をかいた際の肌への張り付きがあるので、汗を大量にかくことが想定される状況での長時間使用は少し不向きかもしれません。
ただし、フィット感、張り付きともに、肌寒い時期に1時間程度の街ランでウインドパンツ代わりにつかうレベルくらいではストレスはありません。
ランニングパンツ比較
RBRGでランナーに人気の高いランニングパンツと比較してみました。ランニング目線のみで考えるとどのパンツも一長一短となりますが、それ以外にも幅広く使えることを考えると、ライト5ポケットパンツの面白さが際立っていると感じます。
ここからはライト5ポケットパンツの一般的な特徴を紹介していきます。
1)考え抜かれたポケット位置
ポケットに関しては5ポケットシリーズ共有の位置になっています。
5つあるポケットのうち、両サイドのフロント(1st/4th)ポケットやヒップ(3rd)ポケットの3つは一般的な構造。ランニングパンツとして考えるとヒップポケットはないものも多いので、ジップ仕様のしっかりとしたものがついているのは嬉しい人もいるでしょう。2021年SSモデルより、後ポケット口布の芯が厚くなり、ファスナー開閉時の噛みやすさが解消されています。


特筆すべきはスマートフォンの入る2ndポケットの位置です。ヒップの側面上部にポケットが来ることで、収納物の出し入れがしやすく、かつ足の動きに干渉しません。
ランニングに使えるあらゆるボトムの中で、このポケット位置が一番スマートフォンを収納して走りやすい、そう言っても過言でないくらい。
元々ハイカーのために考え出されたポケット位置でしたが、結果としてランニング時にも最適でした。今ではこの位置にスマートフォン用ポケットを配置するパンツ/ショーツも出てきていますが、そういった流れの源流にこの5ポケットシリーズがあると考えています。
左のヒップについているマップ収納を想定して作られた5thポケットも、背面ではなく側面に配置されていることで、モノの出し入れがとてもしやすくなっています。僕は街ランでここに鍵のたくさんついたキーホルダーを入れています。意外にも揺れや音が気にならないんです。
また、日常生活で使う際もこれらのポケット位置はとても優れているので、普段着としても活躍してくれますよ。

2)高い収納力
5ポケットショーツシリーズは、アウトドア系のショーツにおいて高い収納力を誇っていましたが、5ポケットパンツシリーズもやはり、他のアウトドア系パンツに比べて収納力が高いと言えます。特にランニング系の軽量ロングパンツは、ポケットを省略しているものも多いため、比較すると5ポケットパンツシリーズの収納力はとても際立ちます。
ウルトラトレイルのレースにおいては、複数の補給食(とそのゴミ)、予定時刻を書いたタイムテーブル、スマートフォンなどの細々としたものをすぐ手の届く位置に収納しておきたいのですが、オーバーパンツとして軽量ウインドパンツを着用すると、ポケットがなくてそれらをすぐ取り出せる場所に収納できず困ることもあります。5ポケットパンツシリーズのポケット群は、そんなときにもとても役に立ちます。
特に収納において役立つのが左ヒップ側面の5thポケット。大きめの補給食や手ぬぐいなんかも収まるサイズですし、それでいてランニングの足上げに邪魔にならない絶妙なポケットです。

(写真は5ポケットショーツ)
3)とても軽くて動きやすい!
素材で使われている、パーテックス・イクイリブリアムは、軽く、柔らかく、肌触りが良いため、履着心地がとてもよいです。ストレッチが少し効くので、足を動かした時に素材が突っ張るようなこともありません。
また、軽量なランニング系パンツですと腰回りは紐仕様がほとんどですが、ライト5ポケットパンツは腰がベルト仕様になっていてしっかりホールドできるのもポイントです。収納物が多くなってもパンツのズレを気にしないでいいのは、細かいけれどランナー目線的に嬉しいポイントです。
注意すべき点もあります。ライト5ポケットパンツ自体は非常に速乾性の高い素材を使っています。とは言え、トレイルランニングをやられている方ならわかると思うのですが、トレイルランニングは運動強度が高いため、状況によっては大量に汗をかき、結果としてウェアの速乾性の限界を越えてしまうこともしばしば。
ライト5ポケットパンツは生地が軽量で薄いぶん、汗を大量にかいた体に張り付いてしまうという弱点もあります。特にドライレイヤーのような体から出た汗をすべて外側のウェアに吐き出すものと組合せた場合などは要注意です。
また、体毛との擦れにより毛玉と糸の引きつれが発生する場合があります。その際は生地を伸ばし、低温のアイロンを当てることで改善します。生地の構造上の特製ということで、ご理解いただければと思います。
4)鮮やかなカラー
ライト5ポケットパンツの特徴はまだあります。それは、鮮やかなカラーのモデルが多いということ。これはライト5ポケットパンツ/ショーツのみのカラーで、山と道製品以外では中々お目にかからないちょっとくすんだ絶妙な色合いに思わずテンションが上がります。
また、生地の一部にナイロンとポリエステルの混紡糸を使用しているため、両者の染着差によって杢っぽい風合いが生まれています。これもライトポケットパンツの魅力です。

5)モデルの比較
5ポケットパンツシリーズにはモデルが大きく分けて3種類あります。ポケットなどの基本構造は同じですが、それぞれ個性が異なります。
以下にそれぞれの特徴をあげますので、比較する際の参考にしてください。
5ポケットパンツ
生地:Taslan Nylon(100% Nylon)120g/㎡
重量:246g(W’s Mサイズ)
特徴:耐久性、速乾性

ライト5ポケットパンツ(本モデル)
生地:Pertex Equilibrium(83% Nylon, 17% Polyester)55g/m²
重量:134g(W’s Mサイズ)
特徴:超軽量、鮮やかなカラー、肌さわりの良さ

DW5ポケットパンツ
生地:Pertex Equilibrium (100% NYLON) 86g/㎡
重量:193g(W’s Mサイズ)
特徴:耐久性、軽量性と肌離れのバランスを重視

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5ポケットパンツの特徴は、タスランナイロンによる耐久性ですが、一般的なランニングパンツと比べると、重さやごわつきを感じる方もいると思います。また、生地に伸縮性がないので、足の曲げ伸ばしの際に少し突っ張りを感じる方もいるかも知れません。
一方のライト5ポケットパンツは、軽く肌触りがよく若干の伸縮性があります。また、杢調の生地感や他モデルにはない鮮やかな色合いも人気です。弱点は汗がたまること。生地自体の速乾性は高いのですが、発汗量がとても多いアクティビティで長時間使用すると、汗が生地の速乾性の限界を越えてしまいます。そうした時に生地が薄くて軽い分汗がたまり、肌にびちゃっと張り付いてしまいます。
DW5ポケットパンツは、上記2モデルの間を埋めるべく登場したモデルです。重量も丁度2モデルの中間。生地素材はライト5ポケットショーツと同じPertex Equilibriumを使用していますが、元々の二重織り構造による生地の凹凸をより際立たせ、汗をかいた状態でも生地が肌に密着するのを防ぐようになっています。モデル名のDWはDouble weave(二重織り)の略字です。
5)強度と耐久性について
ライト5ポケットパンツに使用されているパーテックス・イクイリブリアムは非常に薄く軽量な素材です。
リップストップ構造で強度を持たせてはありますが、岩や枝など鋭利なものに擦れると小さな穴が開き、そこから生地が裂けることがあります。岩稜地帯を通過する際や休憩時に岩場に腰を降ろす際など、十分ご注意ください。

6)製品ケアについて
- 洗濯は水温40℃以下で行なってください。
- 洗濯は単体かネットに入れて行なってください。
- 乾燥は日陰で吊干ししてください。
- 乾燥機は低温設定(上限60℃)でご使用ください。
- 柔軟剤、漂白剤は使用しないでください。
- アイロンはスチームは使わず低温でかけてください。
- ドライクリーニングは行わないでください。
- 高温で収縮する場合があります。
- 体毛との擦れにより毛玉と糸の引きつれが発生する場合があります。
※※店頭在庫共有商品※※
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